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ファッションなデザイン 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句
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商品詳細情報
| 管理番号 |
新品 ：72485166610
中古 ：72485166610-1 |
メーカー | 64428c | 発売日 | 2025-04-16 14:12 | 定価 | 9500円 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| カテゴリ | |||||||||
ファッションなデザイン 古今和歌秘註《古今栄雅抄》 序一・二 二冊 写本 短歌、俳句
26.7×18㎝
【題箋】
『栄雅抄此？壱？序在 古今和歌秘註 序一』
『栄雅抄序下續 古今和歌秘註 序二』
【内容】『註』は「仮名序」を84に分け、それぞれに解説を加えている。高柳重信全句集 毛筆署名入/高柳重信/母岩社。下の 01 28 等は、それぞれに、私に付した番号である。俳聲叢書 夏爐冬扇 編者： 松田寅熊 発行所 ：俳聲発行所 発行年月日 ： 明治34年6月24日。
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序一
【内題】古今和歌集秘註
序一
序1丁
本文
01やまとうたはひとの心をたねとして 1丁裏
↑
↓
28あるは花をそふとてたよりなき所に 61丁裏～62丁裏
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序二
29しかあるのみにあらす 2丁表
↑
↓
84人丸なくなりにたれと哥の事 57丁表～59丁裏
追加
01春きぬと人はいへともうくひすのなかぬかきりはあらしとそ思ふ 60丁表
↑
↓
16立田川もみち葉なかる 63丁裏
【因みに】「追加」「14植しうへは秋なきときや」63裏の歌は
『伊勢物語 51段』
『古今和歌集 秋歌下』のもので、原形は
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん花こそ散らめ根さへ枯れめや
～「『へ』←→『ゑ』。♪上田三四二第一歌集『黙契』昭和30年初版カバー付。仮名遣いの指摘？」～
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【参考】『古今和歌集 仮名序』の本文と、「提出本」にでてくる「仮名序」の解説部分（全84項目）を比較しながら、その所在を提出本の丁数で示した。馬の首 玉城徹歌集 阿部正路書込本/玉城徹/日本文芸社。参考にされたい。[俳諧] 梅室附合集 上下巻 ２冊 西南 菊所・編輯 東都 金堂★ko2.61。「仮名序の本文」ネットで借用したものなので、「提出本」の本文とは違うことをご了承ください。蕉門珍書百種 和露文庫 全7冊揃。
（若干の間違いはご容赦を！）
古今和歌集仮名序
～ 一 ～
01 01裏 やまとうたは、人のこゝろをたねとして、
02 03表 よろづのことのはとぞなれりける。衆妙集 玄旨（細川幽斎）著 写本。よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和２０年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句 ４枚 ④ 茨城県石岡市高浜 231222 古文書。
03 05表 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和２０年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の短歌 ３枚 茨城県石岡市高浜 231221 古文書。
04 06裏 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。堀河院艶書合中巻『詞花懸露集巻第一』。
05 08裏 このうた、あめつちのひらけはじまりける（時）よりいできにけり。『水原秋桜子『１大和へ熊野へ ２師友懐古 ３鳥影花影 ４旅吟旅話 ５浅宵俳句談』限定158/200 各巻に著者染筆一葉入』。
06 10裏 しかあれども、よにつたはれることは、ひさかたのあめにしては、したてるひめにはじまり、
07 15裏 あらがねのつちにしては、すさのをのみことよりぞおこりける。[俳諧] なこり月(大祥忌追善正式之俳諧) 安政3年序 米女、太乙居士、而后★ko2.81。
08 16裏 ちはやぶるかみよには、うたのもじもさだまらず、すなほにして、ことのこゝろわきがたかりけらし。尾崎士郎色紙。
09 22表 人のよとなりて、すさのをのみことよりぞ、みそもじあまりひともじはよみける。俳諧百一集 写本。
10 33表 かくてぞはなをめで、
11 33表 とりをうらやみ、
12 33表 かすみをあはれび、
13 33裏 つゆをかなしぶ
14 33裏 こゝろことばおほく、さまになりにける。和歌作法 写本。とほきところもいでたつあしもとよりはじまりて年月をわたり、たかき山もふもとのちりひぢよりなりて、あまぐもたなびくまでおひのぼれるごとくに、このうたもかくのごとくなるべし。左千夫全集 全9巻 伊藤左千夫。
15 35裏 なにはづのうたは、みかどのおほむはじめなり。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和２０年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の正月俳句 ２枚 ③ 茨城県石岡市高浜 231222 古文書。
16 38表 あさかやまのことばゝうねめのたはぶれよりよみて、
17 40表 このふたうたは歌のちゝはゝのやうにてぞ、（て）ならふ人のはじめにもしける。4145 故事成語考 獺祭書屋主人 直筆 獺祭魚夫 正岡子規 明治 和本 唐本 古書。
18 42表 そも歌のさまむつなり。☆意志表示 岸上大作 作品集 ★貴重 （意思表示・短歌集・評論・詩・文学）。からのうたにもかくぞあるべき。加藤郁乎草稿。
19 44表 そのむくさのひとつにはそへ歌。斎藤和雄オリジナル版画付『句集 出イクヤ記 加藤郁乎 限定21/30部』天眼社 昭和49年。
20 44裏 おほさゝきのみかどをそへたてまつれるうた なにはづにさくやこのはなふゆごもりいまははるべとさくやこのはなといへるなるべし。晨遊帖 限定25部 肉筆本/塚本邦雄/書肆季節社。
21 46表 ふたつにはかぞへうた さくはなに思ひつくみのあぢきなさみにいたづきのいるもしらずてといへるなるべし。句集 遠い雪/林俊博/的場書房。
22 47裏 みつにはなずらへうた きみにけさあしたのしものおきていなばこひしきごとにきえやわたらむ+といへるなるべし。KK58-035 藤田湘子全句集 藤田湘子 角川書店 ※汚れあり。
23 50裏 よつにはたとへうた わがこひはよむともつきじありそうみのはまのまさごはよみつくすともといへるなるべし。俳諧集冊類 [諸国到来任遅速 絵入] 文政4年(文政辛巳) 松井忠蔵(大阪心斎橋)★ko2.62。
24 53裏 いつゝにはたゞことうた いつはりのなきよなりせばいかばかり人のことのはうれしからましといへるなるべし。乳房喪失 初カバ元帯/中城ふみ子/作品社。
25 55裏 むつにはいはひうた このとのはむべもとみけりさきくさのみつばよつばにとのづくりせりといへるなるべし。■希少 1940年代~1970年代 有名俳人の直筆葉書帳！塩谷鵜平/木下笑風/加藤丈青/小田嶋十黄 他 合計:75枚。
26 59裏 いまのよの中、いろにつき人のこゝろはなになりにけるより、あだなるうたはかなきことのみいでくれば、いろごのみのいへにむもれぎの人しれぬことゝなりて、まめなるところにははなすすきほにいだすべき事にもあらずなりにたり。島木赤彦小色紙。そのはじめをおもへばかゝるべく〔も〕なむあらぬ。堀口大学歌稿「贈られて『銭』の歌人へ」 毛筆 和紙 サイン 28×18 Daigaku Horiguchi。
27 61裏 いにしへのよゝのみかど、春のはなのあした、あきの月のよごとにさぶらふ人をめして、ことにつけつゝ歌をたてまつらしめたまふ。岸本尚毅 鶏頭（処女句集シリーズ）。
28 61裏 あるははなをそふとてたよりなきところにまどひ、あるは月をおもふとて、しるべなきやみにたどれるこゝろをみたまひて、さかしおろかなりとしろしめしけむ。歌集 鵞卵亭 限定100部 直筆歌署名入/岡井隆/書肆季節社。
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～ 二 ～
29 02表 しかあるのみにあらず、さゞれいしにたとへ、
30 02裏 つくばやまにかけてきみをねがひ、
31 04表 よろこびみにすぎ、たのしびこゝろにあまり、
32 04表 ふじのけぶりによそへて人をこひ、
33 04表 まつむしのねにともをしのび、
34 04裏 たかさごすみのえのまつもあひおひのやうにおぼえ、
35 06表 をとこやまのむかしをおもひいでゝ、
36 06表 をみなへしのひとゝきをくねるにも歌をいひてぞなぐさめける。「昭和天皇御製集」 編者 宮内庁 解説 岡野弘彦 和歌700首掲載 定価12,000円。
37 08表 又春のあしたにはなのちるをみ、
38 08裏 あきのゆふぐれにこのはのおつるをきゝ、
39 08裏 あるはとしごとに、かゞみのかげにみゆるゆきとなみとをなげき、
40 09表 くさのつゆみづのあわをみて、わがみをおどろき、
41 09表 あるはきのふはさかえおごりて、〔今日は〕ときをうしなひよにわび、
42 09裏 したしかりしもうとくなり、
43 09裏 あるはまつ山のなみをかけ、
44 10裏 野なかの（し）みづをくみ、
45 10裏 あきはぎのしたばをながめ、
46 11表 あか月のしぎのはねがきをかぞへ、
47 11裏 あるはくれたけのうきふしを人にいひ、
48 11裏 よしのがはをひきてよの中をうらみきつるに、
49 12表 いまはふじのやまもけぶりたゝずなり、ながらのはしもつくるなりときく人は、うたにのみぞこゝろをばなぐさめける。芭蕉翁遺稿集 全 1冊 写本。
50 16裏 いにしへよりかくつたはれるうちにも、ならのおほむ時よりぞひろまりにける。萬葉秀歌選 色紙 100枚 ＋ 解説書 1冊 谷崎松子：選 大石隆子：書 海文社出版 昭和60年 藤526。
51 18表 かのおほむよや、うたのこゝろをしろしめしたりけむ。★E7☆桐の花☆北原白秋☆東雲堂☆。かの御時に、おほきみ（み）つのくらゐ、かきのもとの人まろなむうたのひじりなりける。【即決】季題別 富安風生全句集 補遺篇。
52 20裏 これはきみも人もみをあはせたりといふなるべし。思草 (おもひ草) 毛筆識語署名入/佐々木信綱 (佐佐木信綱)/博文館。
53 21裏 あきのゆふべたつたがはにながるゝもみぢをば、みかどの御めににしきとみたまひ、春のあしたよしの山のさくらは、人まろが心には雲かとのみなむおぼえける。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和２０年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句 ３枚 茨城県石岡市高浜 231221 古文書。
54 24表 又山のへのあか人といふ人ありけり〔と〕。□墨筆歌？入限定120部署名本『 歌集 時機』中村草田男;みすず書房;昭和55年:初版二重函帯付;函,本とも元パラ付本総革装:昭和34年～37年迄。うたにあやしうたへなりけり。句集 冬菫/対中いずみ/ふらんす堂。
55 25表 人まろはあか人がかみにたゝむことかたく、あか人はひとまろがしもにたゝむことかたくなむありける。『藤田湘子全句集/索引』計2冊セット●鷹俳句会編●平成21年発行●角川書店●検)詩集短歌季語。
56 30裏 この人々をおきて又すぐれたる人も、くれたけのよにきこえ、かたいとのよりにたえずぞありける。続 耕衣百句/永田耕衣 金子晉編/コーベブックス。これよりさきの歌をあつめてなむまえふしふとなづけられたりける。葉桜 篠原梵 篠原雪枝 中央公論事業出版。
57 32裏 こゝにいにしへのことをも歌のこゝろをもしれる人、わづかにひとりふたりなりき。日本童謡集 献呈署名入/寺山修司/光文社。しかあれどこれかれえたるところえぬところたがひになむある。俳諧一葉集 一～五 五冊。
58 32裏 かのおほむときよりこのかた、としはもゝとせあまり、よはとつぎになむなりにける。歌集 紡錘 日本歌人叢書 山中智恵子 YAC532。
59 36表 いにしへの事をもうたをもしれる人よむ人おほからず。郷土蕉門の元禄俳人の足跡 : 兼松嘯風編 西田兼三 著 郷土元禄俳人顕彰会 1994年6月。
60 36表 いまこのことをいふに、つかさくらゐたかき人をばたやすきやうなればいれず。【送料無料】短歌【春日井建全歌集】中古美品。
61 36裏 そのほかにちかきよにその名きこえたる人は、すなはち、そうじやうへぜうは歌のさまはえたれども、まことすくなし。やなぎ樽研究 全10冊揃【復刻版/大正14～昭和9年】/古川柳、江戸軟文芸、雑俳、風俗、江戸、柳多留 EKE216。たとへばゑにかけるをむなを見ていたづらに心をうごかすがごとし。吉野 秀雄 寒蝉集 署名 歌入り 昭和22年。
62 37裏 ありはらのなりひらは、そのこゝろあまりてことばたらず。031 ◇ 句集 儚々 今日の俳句叢書１ 飯島晴子 角川書店。しぼめるはなのいろなくてにほひのこれるがごとし。『蕪村全集 不揃計6冊セット』/1992年初版/講談社/全巻外函・帯・月報付き/Y9414/fs*23_10/53-05-1A。
63 38裏 ふんやのやすひではことばゝたくみにてそのさまみにおはず、いはゞあき人のよきゝぬをきたらむがごとし。永田耕衣葉書。
64 40表 うぢやまのそうきせんはことばゝかすかにして、はじめをはりたしかならず。E1/並木秋人手稿抄 中畑信雄。いはゞあきの月をみるに、あかつきのくもにあへるがごとし。海の孔雀 マリー・ローランサン版画入限定30部 毛筆歌落款入 マーブル見返・三方金・二段マウント総革装/塚本邦雄/書肆季節社。
65 40表 よめるうた、おほくきこえねば、かれこれをかよはしてよくしらず。山口草堂全句集 (花神社) 鷲谷七菜子/山上樹実雄監修 初版☆。
66 41表 をのゝこまちは、いにしへのそとほりひめのりうなり。滴瀝 限定150部 毛筆署名入/水野葉舟 高村光太郎題簽・装画/草木屋出版部。あはれなるやうにてつよからず。@lp675◆稀本 珍本◆「倭をぐな」折口信夫/釈超空 中央公論 昭30 初版。いはゞよきをむなのなやめるところあるにゝたり。辺見じゅん草稿＋『雪の座』校正本。つよからぬはをうなのうたなればなるべし。俳聖餘光 非売品 昭和17年7月 和綴本 芭蕉翁の墨蹟遺品及び蕉翁二師 蕉門十哲其他若干収録し遺徳を偲ぶ 簔虫庵主 菊本直次郎。
67 43表 おほとものくろぬしは、そのさまいやし。蓬かこし方 写本。いはゞたきゞおへるやまびとのはなのかげにやすめるがごとし。『昭和53年 水原秋桜子墨筆集「余生なほ」限定272/550 定価18000円』。
68 45表 このほかの人々、そのなきこゆるのべにおふるかづらのはひゝろごり、はやしにしげきこのはのごとくにおほかれど、うたとのみおもひて、そのさましらぬなるべし。加藤郁乎書簡。
69 45裏 かゝるにいますべらぎのあめのしたしろしめすことよつのときこゝのかへりになむなりぬる。川柳句集 「道具箱」榎本信治。
70 46裏 あまねき御うつくしみのなみ〔のかげ〕やしまのほかまでながれ、ひろき御めぐみのかげ、つくばやまのふもとよりも
71 47表 しげくおはしまして、よろづのまつりごとをきこしめすいとま、もろのことをすてたまはぬあまりに、いにしへのことをもわすれじ、ふりにしことを（も）おこしたまふとて、いまもみそなはし、のちのよにもつたはれとて、
72 49表 延喜五年四月十八日に、大内記きのとものり、御書所のあづかりきのつらゆき、さきのかひのさう官おふしかうちのみつね、右衞門のふしやうみぶのたゞみねらにおほせられて、萬葉集にいらぬふるきうた、みづからのをも、たてまつらしめたまひてなむ、
73 52表 それがなかに、むめをかざすよりはじめて、
74 52表 ほとゝぎすをきゝ、
75 52表 もみぢをゝり、
76 52裏 ゆきをみるにいたるまで、
77 52裏 又つるかめにつけてきみをおもひ、人をもいはひ、
78 53表 あきはぎなつくさをみてつまをこひ、
79 53表 あふさか山にいたりてたむけをいのり、
80 54表 あるは春夏あき冬にもいらぬくさの歌をなむ、えらばせたまひける。（雑誌）俳句研究 35巻-52巻内183冊（30冊欠） ○高柳重信編集期35巻-50巻高柳重信追悼号含 ○俳句研究新社発行期45巻-52巻休巻号含。
81 54表 すべて千うたはたまき、なづけて古今和歌集といふ。中西賢治 編『川柳評万句合勝句刷』全13冊揃 川柳雑俳研究会 平成5～8年初版 4685ページ。
82 55表かくこのたびあつめえらばれて、山したみづのたえず、はまのまさごのかずおほくつもりぬれば、いまはあすかゞはのせになるうらみもきこえず、さゞれいしのいはほとなるよろこびのみぞあるべき。石原八束全句集 井伏鱒二宛毛筆署名入/石原八束/角川書店。
83 56表 それまくらことば、はるのはなにほひすくなくして、むなしきなのみあきのよのながきをかこてれば、かつは人のみゝにおそり、かつはうたの心にはぢおもへど、たなびくゝものたちゐ、なくしかのおきふしは、つらゆきらが、このよにおなじくむまれて、この事のときにあへるをなむよろこびぬる。657040「句集 花鳥山水譜」高原俳句会 栗生楽泉園高原俳句会 平成元年 初版。
84 57表 人まろなくなりにたれど、うたのことゝどまれるかな。C63-150 風鐸 中山周三歌集 現代短歌全集 25。たとひときうつりことさりたのしびかなしびゆきかふとも、このうたのもじあるをや。ひるがほ 初版 大西民子宛葉書付/河野裕子/短歌新聞社。あをやぎのいとたえず、まつのはのちりうせずして、まさきのかづらながくつたはり、とりのあとひさしくとゞまれらば、うたのさまを（も）しり、ことのこゝろをえたらむ人は、おほぞらの月をみるがごとくに、いにしへをあふぎていまをこひざらめかも。雀の卵『挿絵入り」北原白秋、大正十年初版。
********************************************************************
追加
01 60表 春きぬと人はいへともうくひすの
なかぬかきりはあらしとそ思ふ
02 60表 春日のゝ若なつみにや白妙の
袖ふりはへて人の行らん
03 60裏 駒なへていさ見にゆかんふるさとは
雪とのみこそ花はちるらめ
04 61表 わか庵はみやこのたつみしかそすむ
世をうち山と人はいふ也
05 61裏 おもひつゝぬれはや人の見えつらん
夢としりせはさめさらましを
06 62表 深山には松の雪たに
07 62表 我衣手に雪はふりつゝ
08 62表 春霞たつを見すてゝ行かりは
09 62.裏 ひくらしの鳴つるなへに
10 62裏 たけがり
11 62裏 すみのえのきしによるなみ
12 63表 袖ひちてむすひし水の
13 63表 春霞たてるやいつこみよし野の
14 63裏 植しうへは秋なきときや
15 63裏 たつた川もみちみたれて
16 63裏 立田川もみち葉なかる
********************************************************************
【参考】 14「植しうへは秋なきときや」
※『伊勢物語』 五一段（植ゑし植ゑば）
昔、をとこ、人の前栽に菊うゑけるに、
植ゑし植ゑば秋なき時や咲かざらん
花こそ散らめ根さへ枯れめや
※『古今和歌集』 巻五 秋歌下
人の前裁に菊にむすびつけてうゑけるうた 在原業平
268 植ゑし植ゑば 秋なき時や 咲かざらむ
花こそ散らめ 根さへ枯れめや
*************************************************
【刊期等】不明
早稲田大学蔵本解説に依れば、この本は『古今栄雅抄 序 巻第1-20 飛鳥井雅俊 [著]』の『序』の部分二冊のようである。歸心 刊行者本10部 総革装 毛筆句署名落款入/水原秋櫻子/琅かん洞。両者を比較すると、確かに「序二」は「いにしへのよゝのみかど」で始まっているが、全巻の趣は少し違うようである。奥村晃作・黒崎善四郎・松坂弘「江戸時代和歌」（近世和歌研究会）創刊号～終刊号揃。
※全体的に、経年によるくすみ、汚れあり。広瀬栄一コレクション俳人の書●昭和２０年 寒川鼠骨が高浜に疎開していた時の俳句 ４枚 茨城県石岡市高浜 231222 古文書。
※経年による紙の劣化、変色、斑点状の染み、多数あり。b7-3（琥珀貴公子 限定150部）署名入り 塚本邦雄 雅田岑生 銅版画 多賀新 六法出版社 1975年 函入り 文学。
※梱包材の再利用に努めています。※明治十六年1月1日ヨリ 詠草 全 山中暉之輔 文芸 俳句誌。ご理解下さい。要語歌・手磨理歌 文化13年7月序 野田成勝 古愚堂蔵板(絵20図) 書林 和泉屋庄次郎★ko2.68。
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